お酒のカロリーや糖質って、やっぱり気になりますよね。
最近はコロナの影響で家で過ごす時間も増えがち。
なんだかお腹がたるんできたな~という方も多いのではないでしょうか。
でも大好きなお酒はなかなかやめられない・・・
そんな方におすすめしたいのが、実は「焼酎」なんです。
九州地方で特によく飲まれる焼酎。関東や東北地方ではあまり馴染みがないかもしれません。
お酒は主に蒸留酒と醸造酒の2種類に分類され、このほか蒸留酒や醸造酒に糖分・香料などを混ぜた混成酒もあります。
蒸留酒は焼酎やウイスキー、ウォッカやジン、
醸造酒は日本酒やワイン、ビールなどがそれにあたります。
蒸留酒(焼酎)は醸造酒に比べて低カロリー!
蒸留酒である焼酎は、蒸留する過程で糖分が飛び、できあがった焼酎に糖分は含まれません。
そのためビールや日本酒に比べて、焼酎のカロリーはグッと低くなっています。
お酒の種類 | カロリー (100mlあたり) |
カロリー (約1杯あたり) |
度数 |
甲類焼酎 | 206kcal | 123.6kcal(60ml) | 20~25度 |
乙類焼酎 |
146kcal |
87.6kcal(60ml)
|
20~25度 |
ビール |
39~45kcal |
225kcal(500ml) |
4~5度 |
日本酒 |
102~106kcal |
190.8kcal(180ml) |
15~16度 |
ワイン |
68~75kcal |
112.5kcal(150ml) |
10~11度 |
ウイスキー |
234kcal |
140.4kcal(60ml) |
40度 |
※参考:食品成分データベース
同じ量でカロリーを比べると「焼酎カロリー高いじゃん・・」と思われるかもしれません。
ですが、焼酎は少量を水やお湯などで割って飲むので、実際は甲類焼酎はビールの約半分ほどのカロリー、乙類焼酎は唯一100kcal以下のお酒となります。
甲類焼酎と乙類焼酎はどっちがいいの?
ダイエット中は、同じ焼酎でもよりカロリーが抑えられる乙類焼酎(本格焼酎)を選ぶと良いでしょう。
よく見かける芋、麦、米焼酎などが本格焼酎にあたります。
本格焼酎は味、香りが豊かなので、飲んだときの満足感が高く、低カロリーというと意外に思われるかもしれません。
ダイエット中でも、ストレスなく楽しめるでしょう。
甲類焼酎と乙類焼酎の違いについてはこちらの記事でご紹介しています。
さらに嬉しい焼酎の健康効果
焼酎の嬉しい特徴の一つに、プリン体含有量が少ない(ほぼゼロである)ことがあげられます。
ビールはもちろん日本酒と比べても、その差は歴然です。
お酒 | プリン体含量 |
焼酎 | 0.0 |
ウイスキー | 0.1 |
ブランデー | 0.4 |
日本酒 | 1.2 |
ワイン | 0.4 |
ビール | 3.0~7.0 |
発泡酒 | 3.0~4.0 |
紹興酒 | 12 |
地ビール | 7.0~12 |
※アルコール飲料中のプリン体含有量(mg/100ml)
痛風が気になるけどお酒をやめられないという人が、ビールや日本酒から焼酎に切り替えることもよくあります。
さらに、焼酎には血液溶解機能があり、血流改善や脳梗塞・心筋梗塞などの予防効果も期待できます。
その上、ワインや日本酒に比べて血糖値が上がりにくいのも、焼酎の嬉しい健康効果です。
良いこと尽くしの焼酎パワー。
お酒が好きだけど、生活習慣が気になっている方におすすめですよ。
飲みすぎ・食べ過ぎは禁物!ダイエット中におすすめのおつまみ
カロリーが低いからといって、高カロリーなおつまみと合わせたり、おつまみを食べ過ぎると元も子もありません。
また、焼酎をロックやストレートで飲み過ぎたり、ジュースなど高カロリーなものと割って飲んだりするのは、ダイエット中は控えた方が良いでしょう。
低カロリーなおつまみと一緒に、味や香りをじっくりと楽しむのが乙な飲み方。
焼酎に合う低カロリーなおつまみをピックアップしました。
調理の手間がかからないものばかりなので、とっても手軽です。
- タコの刺身
- カツオのたたき
- 枝豆
- 春雨サラダ
- まぐろ納豆、イカ納豆
- もろきゅう
- ぬか漬け
- キムチ
- さつま揚げ
- きんぴらゴボウ
- 湯豆腐
低カロリーで糖質ゼロの本格焼酎の楽しみ方
このようにダイエット中にぴったりな焼酎ですが、何と言っても焼酎の醍醐味は味わいや香りの豊かさ。
芋焼酎が代表的ですが、その中だけでも種類がとても豊富で、それぞれに個性があります。
その分好みも分かれるかもしれませんが、飲み比べが特に楽しいお酒です。
割って飲むので消費量が比較的少なく、コスパ的にもGOOD。
芋焼酎のほか麦焼酎や米焼酎、黒糖焼酎、泡盛など、本当に様々な種類があるので、飽きることなく楽しめますよ。
ぜひご自宅でも、焼酎を楽しんでくださいね。